2月8日と12日に行われた市主催の鶴川図書館再編に関する説明会でわかったことを鶴川地域の方たちに知って頂くために便りNo.4を5000部発行し、図書館、市民センター等に置いていただき、鶴川の各地域の各戸に配布或いは回覧、幼稚園、保育園の保護者の方に配布していただきました。
便りのPDFは以下をご覧ください。
両日とも会場は、鶴川市民センターのホールでした。
1回目は、2月8日の夜7時から8時30分までで、34名の市民が参加。
2回目は、2月12日の(日)の午後2時30分から4時までで、51名の市民が参加しました。
両日とも、図書館からは、館長、副館長、担当課長、企画・地域支援係長と係員、この再編計画遂行の業務の委託先のHITOTOWAの社員2名が出席しました。
2回目が始まる前に、参加できない人たちのためにZOOMを使って参加できるようにするか、録音をさせてもらいたいと要望しました。しかし、図書館側は、自分たちは記録のために録音するけれど、市民側の録音録画は認めませんでした。
企画・地域支援係がこの事業の担当なので、係長が司会及び事業の説明、質疑の回答も担当しました。最初にパワーポイントを使って、今までの経過と市が考えている「図書コミュニティ施設」について説明した後、質疑応答に入りました。(パワーポイントと同じ内容の資料配布。PDF版は以下に。)
2回とも多くの方が積極的に質問或いは意見を出されました。その多くは、高齢者のためにも、これからの未来を担う子供たちのためにも、図書館はこれ以上減らすべきではない、図書費をもっと充実すべき、図書館として残すべきというものでした。
以下は、2回目の説明会で市民のみなさんから出た主な質問、意見です。
・今の図書館の規模よりも小さくすべきでない。皆さん図書館行政のプロでしょう。全面的に民間委託とんでもない。住民税を払って、得られる行政サービスは図書館と清掃ぐらい。後は行政サービスはない。前向きに頑張ってください。皆さんが提起してくれたら協力しますよ。
・1月16日の利用者アンケートの結果、鶴川図書館の総合満足度は8館のトップ。59.1%。便利、使いやすい、子供が小さいころから来ている。不満の内容は、図書館がなくなる。本の種類が少ないなど。町田の図書購入費は東京都で最低の、ひとり80円。古い本を新しくしていただきたい。
・今回の実質上の廃館。人口が減っている、財政難と言っている。じつは町田の人口は増えている。情報誌によれば14歳以下の人口は全国でもトップレベルで増えている。予測と現実は違っている。財政難で鶴川図書館がコスパが悪いような言い方だった。中央図書館5,4億の、鶴川は9分の一だが、貸し出しは中央の5~6分の一。コスパが非常にいい。
・文科省が何年も前から子供の読書活動の推進計画を出していて数年前に閣議決定をした。それによると、市町村は図書館を充実しなくてはならない。いま第五次のパブリックコメント。ユネスコが22年に公共図書館宣言。図書館を使うのは市民の権利。これを拡充しないといけない。お金がないからといって、鶴川を閉めるのは逆じゃないですか。わざわざ住宅街のど真ん中にある図書館を閉めるのは考え方として間違っている。
・世田谷・・・川崎と図書館を使って、こっちに来てびっくりしたのは、こんな小さな図書館があるのかと。一人当たりの購入金額がほかの市町村と比べて極端に少ない。IT化も大きい。後期高齢者から活字を奪うのは、町田の方針なのか。これから増えるのは高齢者。今まで通りの、知的な生活を営めるのか。
・民設民営の具体的な中身に関して、イメージがわきにくい。基金を市でご準備いただけるのでしょうか?民間からの持ち出しになるのか。例えば場所。今の施設よりも広くなるのか。民設民営になったときに、市がどういう縛りをかけてくるのか。安定性が懸念されるところ。市が市民団体を二階に上げてはしごを外さない保証が欲しい。
・図書受け渡し機能を残す点はありがたいと思うが。町田市の図書館のあるべき姿は?コンピューターでは、中央集権型からワークステーション型になった。今回は、中央集権型。私は町田市の図書館は分散型の施設配置にすべきだと思っているが、それに逆行しているように思う。
・今日、図書館を増やす説明だと思って来た。私は、町田市に分不相応な市庁舎、箱物行政を廃止してほしい。図書館をなくすなんて住民サービスの低下以外の何物でもない。昔住んでいたイギリスでは、歩いて通えるところに図書館。見習わないのですか?
・ここに来れていない幼い子供たちを鶴川図書館に連れてきているお父さんお母さんの代弁。本を読むのが苦手な子でも、少しずつ好きになっていく。小さい子が図書館に行って話が聞けると良いなと。駅前図書館のような大きな施設でも、後で子どもがやかましかったと言われる。広い部屋を用意していただけたら。
・交流サロン、子どもの拠点、運営組織整備、団地の魅力化、地域の連携強化というアクションプランが2016年に出たのに出来ていない。検証して、なぜできていないのか。積み上げが必要。単に図書館でなく、地域の課題解決をするなら、耕して。
◎以下に2回の説明会の簡易記録のPDF版を掲載します。
市の計画では、鶴川図書館は数年をかけて、民営の「図書コミュニティ施設」なるものに変える予定で、説明会の資料を作っています。
当会は、図書館として直営を維持して、図書館の本来の機能を大事にし、コミュニティ機能については市民が協力するという形を提案してきましたが、現在のところ、受け入れられていません。
市は、市が2021年の2月と3月に主催した「再編後の鶴川図書館を考えるワークショップ」で出た市民の声を生かしたと言っていますが、ワークショップの参加者たちは再編後も図書館でなくなるとは思わず、どうあったら楽しい図書館になるかなどを考えて、意見を出していました。
市の描く「図書コミュニティ施設」が本当に鶴川地域の住民が願っているものなのかどうか、説明会に参加して確かめませんか。鶴川図書館がどのようになるのか、直接説明を聞いてわからないことは質問し、鶴川図書館をどのようにしたいのかについてみなさんの意見を直接図書館の人たちに伝えてください。
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昨年12月16日、鶴川図書館大好き!の会に対する標記説明会が、鶴川5丁目の町内会館ふれあいルームで開かれました。市の説明会はすでに10月から図書館が地元町内会・自治会や商店会などの長を対象に実施されており、以前から当会が開催を求めていたものがようやくここで実現しました。
当日の出席者は、図書館側から館長・副館長・担当課長のほか図書館企画・地域支援係の職員3名、市が「鶴川図書館運営計画策定及び運営団体結成支援業務」を約900万円で委託しているコンサルタント会社(株)HITOTOWAの社員2名の計8名と、大好き!の会の会員10名でした。
館長挨拶・参加者の自己紹介の後、はじめに図書館側から配布資料「鶴川図書館の再編に伴う市民協働型の運営について」(A4・3頁)と「参考資料:現状と課題の詳細」(A4・1頁)を使っての説明がありました。この説明資料の全文は以下にアップしてあります。その内容については知恵の樹272号で3頁に渡って詳細な検討を加えていますので、ぜひ併せてご覧ください。
午後1時から始まった説明会は3時間近くに及びました。12月の市議会では、渡辺議員、田中議員が、議会でも配布された同資料はたたき台であって、今後市民との話し合いも経て決めていくことを望むと発言してくださいました。そして、当会は市の案の問題点を指摘し、同会が検討してきた他自治体の例も取り上げて市立図書館としての市民協働のあり方を提案しましたが、すでにすべて決まっていることとしての説明に終始しました。話し合いで計画の変更が望めるような会合ではなく、大きな失望と共に終了しました。当日の様子の詳細、市民側から出された主な意見は知恵の樹273号に掲載しています。ぜひお読みください。
11月3日に行った第4回鶴川図書館応援まつりの当日、参加者に向けて行ったアンケート(鶴川図書館をどの程度、どのように利用しているか、なくなったら困るか、なぜか、どんな機能が大切と思うか、今はないけれどあったらいいなと思うものなど9つの質問)の結果がまとまりましたので、以下のPDFをご覧ください。また、簡単な考察については、知恵の樹No.271の6ページに掲載していますので参考にしてください。
好天に恵まれ、鶴川団地の太陽の広場で、応援まつりを開催しました。特に午前中は、たくさんの親子連れの方々が、おはなし会、クリスマス飾りつくりや段ボールの家つくり、ニュースポーツ、古本市などを楽しんでくださいました。お昼には、商店会のお店、プラスハートさんに協力していただき、午後まで続けて参加していただけるように、おにぎりと鶏から揚げセットを販売。大好評でした。
今回は、鶴川図書館の今後についてのアンケートを実施。どなたも快くアンケートに回答してくださいました。後日、アンケート結果がまとまりましたら、掲載いたします。
午後のメインイベントは、鶴川図書館の今後を考える青空討論会でした。
中学生の参加、町田市議さんの参加もあり、中学生からは未来に向けての図書館のあり方についての発言もあり、また高校教師の方からは、ITも良いが、スマホで何でも検索と言っても、きちんと検索しないと正しい答えは得られない、紙の本の大切さについての意見も。そして、鶴川図書館の具体的な活用についての意見も色々出ましたが、時間切れとなり、今後も鶴川市民センターを使って、議論を続けることになりました。
時間:午前10時~午後3時
場所:鶴川団地名店会「太陽のひろば」
恒例のプログラムの他に、今年は、鶴川図書館の今後を考える青空討論会を午後1時30分から
行います。一緒に私たちの鶴川図書館について考えませんか。
午前の催し、午後の催し、全日の催しについては、チラシのプログラムをご覧の上、おいでください。お待ちしております。(雨天決行)
9/18の参加者:7名 9/23の参加者:9名
1.10月1,2日の団地まつりの参加について:今回は古本市はせずに、「お菓子の家」の絵の顔はめ
パネルを設置して子どもさんたちに楽しんでもらい、大人には現状を伝える便りを配り、図書館の話をするブースをつくることにして、そのためのスタッフ決めをしました。
2.10月30日団地のバザーの日にHITOTOWAさんが行うイベントについて:図書館前のテラス席設置トライアルに、お気に入りの本の本棚設置など、プラスアルファの魅力を中学生と一緒に考えて実際に設置するというアイデアが出ました。今後、HITOTOWAさんとも相談することに。
現在、衛生環境が悪くなっている書庫を掃除したり、換気機能を上げて使えるようにできれば、今までのようなおはなし会だけでなく、市民の活動に使えるとして、アイデアが色々出ました。⇒後日、図書館側に訊いたところ、書庫の本を取り出すだけて蕁麻疹が出るほどで、掃除くらいでは使えるようにならない。本格的に業者に入ってもらうと200万円くらいかかるのでできないという回答。せっかくの貴重な空間、書籍が共に使えない状態のまま放置されるのは残念!何とかしてもらいたい。
3.第4回図書館応援まつりの日程候補とどのようなことをするかについて相談:今までのブースの他に、鶴川の人たちと鶴川図書館の今後について話し合う場を生み出すためにパネルディスカッションのようなことが出来るといい。また、来場者に鶴川図書館についてのアンケートをとりたい。など
新たな企画も生まれました。現在日程を調整中です。
4.市民に運営を任せるのは市民協働ではなく委託であって、市が中心となり市民が協力して運営するのが市民協働ではないかと思います。しかしながら、どこまで市が責任を持ち、どこを市民団体に任せるのかを市は明らかにしていないので、私たちの会として、今後どのように取り組んでいくべきかなかなか道が明らかにならないもどかしさの中にいます。
鶴川団地商店会で、10月1日、2日に太陽の広場で秋まつりを開催‼
当会も、そのまつりに参加するために18日2時からオンラインミーティングを行ってその準備をします。当会の活動に興味を持たれる方はどなたでもご参加ください。ミーティングのURLは、以下の便りNo.3に書いてあるメールアドレスにご連絡くだされば、お伝えします。
また、9月23日(金)には、2時から鶴川市民センターの第1会議室で対面で集まりを行います。
ご都合の良い方にご参加ください。
秋まつり当日は、古本市を開催、又子どもさんたち向けに「お菓子の家」の絵の顔はめを楽しんでいただきます。「お菓子の家」の絵は、昨年鶴川冒険遊び場の子どもたちが楽しみながら描きました。
そして、当会の便りNo.3を配布して、鶴川図書館の現状、市が市民協働型図書館という名のもとに、市民に運営を委託しようとしていることを多くの方々に知って頂き、どのようにするのが本当に市民にとってより良い図書館になるのかを一緒に考えていただきたいと思います。ぜひまつりにおいでください。
昨年秋に鶴川冒険遊び場に来ている子どもたちが楽しみながら描きました。10月1日、2日の秋まつりでは、顔はめをして遊んでくださいね。
8月8日14時から16時過ぎまでオンラインで行いました。
・自己紹介(HITOTOWAから3名、図書館の担当者3名、当会メンバー12名の計18名)
(注:HITOTOWAとは町田市から鶴川図書館の市民協働化の作業を委託された企業)
①HITOTOWAの現在の活動状況(地元の方たちのことを知るためにヒアリング中)について伺いました。
②大好きの会の基本姿勢(図書館所管の司書が常駐すること、町田の他の図書館とネットワークでつながるといった最低限の基本が確保されること)を伝えた後、市民として協力して展開したらいいと思われる提案をいくつか伝えました。
・学校の再編で巨大な中学も近くにできる、図書館は子どもたちにとってますます必要。
・岐阜市がおこなっている子ども司書養成と子ども司書がまちに出ていくという活動は素晴らしい。
浪江虔さんなどの歴史がある鶴川でもできるのではないか。
・図書館の中の書棚を減らさず、書庫を活用して、交流の場を作る。それには換気機能を向上させ、
きれいにする必要がある。改善作業を大好きの会として手伝う。
・図書館と子どもたちをつなげる活動として子どもたちがおはなし会の演者になれるような授業をし
た、この3年は紙芝居つくりのワークショップをしている。図書館があってこその活動だ。
③意見交換:
・HITOTOWAの仕事は?継続させる図書館機能を考えて図書館運営計画の作成、それに合わせた図書館の
改修、市民団体の立ち上げなど。それを3月までにする予定。
・市民協働の定義が難しい。図書館と市民の運営協議会を作って、すすめるのはどうか。
・館を運営するのは市民協働では難しい。市民参画なら可能だが。
・図書館がどこまでするのかを示さずに市民に手を挙げさせるのは難しい⇒いずれ図書館側がその部
分は示す。
・図書館は永続的でなければいけない。今は力のある人がいても市民だけで続けるのは難しいので
は。
・図書館の敷居が低くなって、若いお母さんの居場所、相談できる場所、学ぶ場所になってほしい。
そのために書庫の部分が活用されるといい。掃除を手伝います。
・HITOTOWAの3月までのロードマップがよくわからない。市民に説明をして、市民の団体を立ち上げる
ところまで行くのかどうか。(図書館側から、市民への説明と募集は並行して。経過については透明
性を持って進めたいとの回答。)
・HITOTOWAとしては、意見交換までしたのは「大好き!の会」が初めて。今後、他の団体とも意見交換をしていきたいとのことでした。
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以上が、ミーティングの概略ですが、互いを理解し合える第一歩になったと思います。
図書館側が、近い将来、どこまでを図書館が行い、市民団体には何を任せるとするのかを明らかにするとのことですので、できるだけ私たち市民の要望を受け入れた形で明らかにすることを期待して、待ちたいと思います。
ミーティングの記録のPDFを以下に掲載しますので、ご覧ください。
6月11日の第7回ワークショップは、鶴川市民センターの第1会議室で1時30分から開催。
14名が参加して、指定管理導入後の駅前図書館のこと、会計年度任用職員の司書の皆さんのこと、
鶴川図書館の市民協働化の作業を委託されたHITOTOWA.INCのこと、鶴川図書館を市立図書館として残す手段の提案などについて情報共有した後、鶴川図書館の今後に向けての話し合いをしました。
そして、今後の鶴川図書館については、
(1)図書館としての機能(①司書が常駐して、読書案内やレファレンスをしたり、
その館にふさわしい選書、配架をするなど、
②図書館のネットワークに入っていて、館は小さくても、町田市やその他の自治体の本も入手できること)などを維持することを求めるという基本線は、皆さんと共有できました。
もう一つ、大事なこととして、
(2)市民は市(図書館)と対等な立場で関わるべきということを確認できました。
「市民協働」という言葉で、一方的な関係で無料ボランティアをするのではなく、
第6回のワークショップで資料配布した「北区図書館活動区民の会」のように自主的な活動団体として、図書館と対等な立場で提案し、活動したいと考えます。
そして、そのうえで、
(3)もっと市民がかかわることで鶴川図書館の存在価値が増すような提案をしていこうということになりました。
6月15日にHITOTOWAの委託契約がおこなわれた後、当会に何らかのアプローチがあった場合には、
会として皆で参加し、HITOTOWAのスタッフだけでなく、図書館の人と一緒に話をしたい旨を伝えることにしました。
それまでに、上記の3つのことについて、こちらの考えをまとめたものを作成することも決めて、会は終了しました。
次回の集まりについては、市との話し合いがいつ頃あるかどうかにも関係するので、今後の動きによって決めます。
当日配布した資料と詳しい記録はいかにPDFにして掲載いたします。
5月31日に鶴川図書館の運営計画策定及び運営団体結成支援業務の委託業者が決定されます。
地域住民として、市民として、どのように対処していくかをさらに具体的に話し合いたいと考えています。ぜひご参加ください。
日時:6月11日午後1時30分~4時
会場:鶴川市民センター第1会議室
参加費:無料
連絡先:鈴木090-1863-5174
5月8日(日)2時から4時40分まで、鶴川市民センター第2会議室に、15人のメンバーが集まりました。
自己紹介と4月15日の鶴川地域の図書館を考えるシンポジウムの参加感想を聞きあったのち、本題に入りました。
(1)現在の状況説明:3月議会における「鶴川図書館の再編に向けての1155万9千円の予算、4月20日の「鶴川図書館運営計画策定及び運営団体結成支援業務受託候補者募集から5月末選定に至る内容ついて説明。
(2)2つの他市区の事例を紹介(直営で市民協働型の実現例と直営で人件費削減の実現例)と提案
として、北区で長年かけて直営で市民協働型図書館を実現した例と多摩市で開館時間と会計年度任用職員(司書)を活用しての直営での人件費削減の事例を説明し、町田でもこの二つの例を参考に市民運営でない市民協働化の道を探る案を出した。
(3)メンバーのうち、2人がロールプレイで直営を固持する立場と市民運営の道を探る立場での討論を行い(討論の内容は欄外の記録PDFをご覧ください)、皆はそのディベイティングを聞いた後、フリートーキングでそれぞれに質問をしあった。
(4)2つのグループに分かれて、具体的にどのように市と関わっていったらいいかなどを話し合い、
その後、それぞれのグループで出た意見を発表した。以下の通り。
第1グループ
英語多読の会では、英語を中学生などに教えるなどを提案、運営団体に関わりたいというほか、
次代を担う中学生の参画、再編される新中学校の図書館との連携などの案が出た、
第2グループ
市の動きを見守る。私たちの「市民協働」の定義をし、積極的に参画する。会計年度の人たちに
とっては職場がなくなるかもしれないのだから、意見や要望を聞く必要がある。
業者が決定した時点でどういうつもりでやるのか、積極的に働きかけ、私たちの考えも知っても
らう。
5月末に業者が決まるので、6月の議会で議員さんに質問してもらう。(5/26~6/2本会議。文教常任
委員会の前にこのことについて行政報告がある)
2つのグループは異なった観点から今後に向けての提案が出たので、それぞれに可能性を探って、できることを進めていくということになり、また、多くの人に一緒に考えてもらうように、周りに声掛けをしようということになりました。
次回は、支援業者も決まった後に6月半ばに開催するということが決まり、市民センターの空き状況と皆の都合を合わせて日程を調整することになりました。
決定しましたら、ホームページなどでもお知らせしますので、ぜひご参加ください。
当日配布した資料と話し合いの記録はPDFにして以下に載せます。
(但し、田井郁久雄さんの「風」No.253 <消えてゆく「基本」「良質のサービス」>は、当日配布しましたが、著作権の問題がありますので、以下のPDFの配布資料には含まれておりません。)
また、5月24日発行予定の「知恵の樹」No.266にも今回の会合の報告を載せますので、ご覧ください。
5月8日(日)2時から4時半まで鶴川市民センターの2階、第2会議室で
「鶴川図書館大好き!の会第6回ワークショップ」を開催します。
内容:
・4月15日のシンポジウムに関する意見交換(感じたことなど)
・市による<鶴川図書館の市民協働化計画>に対して私たちはどのように対処する?
・指定管理者制度導入後の鶴川駅前図書館は?
・その他
鶴川図書館の運営計画策定及び運営団体結成支援業務の委託業者の募集が町田市のホームページに
掲載されました。https://www.city.machida.tokyo.jp/jigyousha/nyusatsu/puropo/kobogata/tsurukawa-library-propo.html
参加申請書の提出は4月28日が期限で、その後質疑の提出、回答があり、プレゼンテーション、
ヒアリングののち、5月30日には結果発表、6月15日には、契約書の調印という運びになっています。
これをみますと、市は、鶴川図書館の市民協働型図書館化について業者に委託し、
自治会、商店会、地区協議会という図書館には特に関係ない地域組織(利害関係者、
市はステークホルダーという言葉を使っています)との話し合いで作っていこうとしています。
そして、業務内容の中に、「取り組みを実現するために図書館の中の書棚の撤去やベンチの設置等、施設の軽微な回収計画の設計を行う」という一文があります。
やはり図書館というよりも住民の居場所つくりが主眼となっていることが明らかです。
私たちとしては、これらの情報を共有し、市に対してどのように対処していくべきかを皆さんと
話合いたいと考えております。
ぜひ、万障お繰り合わせの上、ご参加ください。
資料準備の都合上、ご参加いただける場合にはその旨をお知らせいただけますと幸いです。
なお、4月26日に発行しました「知恵の樹No.265」には、シンポジウムの開催報告第1報、
鶴川駅前図書館に指定管理者制度導入後半月の利用者の感想などが掲載されております。
4月15日に、和光大学ポプリホール鶴川の地下ホールで「図書館は宝物-鶴川地域の図書館を考える市民シンポジウム」を開催しました。当日の報告は、ニュースのページに掲載されていますので、ご覧ください。
町田の図書館活動をすすめる会 since 1984
例会::不定期、事務局会議:毎月第4金曜日 19時~原則ZOOMで開催。
email: susumerukai2024@gmail.com
代表:守谷信二