鶴川図書館大好き!の会

鶴川図書館大好き!の会とは

2019年5月に鶴川図書館が鶴川団地商店街の中に今後も存続することを願う鶴川地域住民を中心とした「鶴川図書館大好き!の会」が発足。5月に鶴川団地商店街のバザー、7月に夏祭りなどにブースを出して、古本市、鶴川図書館クイズ、おはなし会などを通して、鶴川図書館の存続危機を知らせ、市長への要望書の署名活動をしました。今後も様々な活動を通して、鶴川図書館を大切に思う人の輪を広げて行き、市に鶴川図書館の集約を考え直していただけるように頑張っていきます。


今までの活動については以下のページをご覧ください。

2022年度の活動2021年度の活動2020年度の活動2019年度の活動


2023年度の活動


10月1日、鶴川団地秋祭りに参加!鶴川図書館が閉館&図書コミュニティ化の情報を伝え、鶴川図書館に対する皆さんの想いを聞きました

 恒例の古本市、鶴川図書館クイズなどで12時から17時まで出店し、大人の方から子供さんまで多くの方に喜ばれました。会の便りNo.5を配布しながら、鶴川図書館が来年度末に閉館し、市民団体運営の図書コミュニティ施設になることを伝えると、鶴川図書館がなくなると困るという声がたくさん上がりました。鶴川図書館についてのアンケートにも答えていただいたところ、図書館としての機能を残してほしいという回答が多数を占めました。

 

 鶴川図書館の前には、図書コミュニティ化の準備会がブースを出しており、来年2~3月に図書館の書棚を減らしてコミュニティスペースをつくるための改造プランの模型を展示していました。(下図)

入って左手の児童書の書棚を取り払い、テーブルと椅子などを置くスペースを作っています。また、右手奥の壁に沿った書棚も撤去されています。蔵書は現在の約49000冊から約2万冊になるようです。

 現在の市の計画では、「図書コミュニティ」化すると、町田市立図書館の蔵書は1冊もなくなりますし、市民が管理する本も現在の半分以下の冊数になります。図書館には欠かせない司書の存在も検索機もなくなります。

 

 9月議会で、市は、計画を1年早めて、2025年度から民営化する計画に変更することを報告しました。あと1年半で鶴川図書館閉館、民営の「図書コミュニティ」になってしまいます!

(画像の下に図書館報告の該当部分を載せてあります。)

 

 

 市民のための施設となるように、準備会に参加している市民の方と図書館とでこれらの変更について少しでも見直し、図書館機能を充実させることを求めて、意見を出していきます。


民設民営化の時期について(9月議会での図書館報告より)

 運営団体準備会から、スムーズな施設運営を実現するため民設民営化をできるだけ早く実施してほしいという声があり、民設民営化の時期を検討しました。

2026年度から民設民営化を実施する予定としていましたが、図書コミュニティ施設としてのパフォーマンスを最大限に発揮できるようにすることや認知度向上、担い手の確保の観点から、民設民営化の時期を2025年度からとしました。


鶴川図書館大好き!の会 便りNo.5を発行しました

10月1日の鶴川団地秋祭りに合わせて、便りNo.5を発行しました。

便りの最後にも書きましたように、鶴川図書館の今後について知りたい方、私たちの活動にできる範囲で参加、或いはできることで協力してくださる方、どうぞ会員になってください。

会費は無料です。

会の活動に関心を持ってくださった方、以下の便りに書いてある連絡先にご連絡を下さい!


ダウンロード
鶴川図書館大好き‼の会便りNo.5(2023.9.22最終版).pdf
PDFファイル 239.5 KB

8月27日の午後2時から会の集まりを鶴川5丁目集会所のふれあいルームで開催します!どなたでもご参加を。

図書コミュニティ設立の準備が進んでいる中で、鶴川図書館大好き!の会として、図書館利用者として、鶴川地域住民として、どのように考え、対処していくかを皆で相談します。どなたでもご参加ください。問合せ先:鈴木

 

町田市の図書館ホームページには

図書コミュニティ施設運営団体設立準備会のページが出来ていて、以下の文章と共に3回の準備会の議事要旨が載っていました。

「図書コミュニティ施設運営団体設立に向けて、鶴川地区で読書普及や子どもの学習支援などに取り組んでいる方が発起人となり、準備会が立ち上がりました。
定期的に会議を開催しており、運営団体のビジョンやコンセプト、事業計画などの検討を行っています。
ここでは、定期的な会議の議事要旨等、準備会の活動内容を掲載しています。」

このような動きに対して、会としてはどのように対処していくか難しいところです。


5月6日(土)ポプリホールで開催された田中優子さんの講演会で会の便りNo.4と図書館の資料費増額を求める請願署名用紙を参加者に配布、田中優子さんも図書館の大切さを訴えてくださいました!

 5月6日(土)に和光大学ポプリホール鶴川のホールで法政大学元学長の田中優子さんが「平和のための学問と大学のあり方」と題した講演をなさり、軍拡路線をまい進するこの国の現実を厳しく指弾、日本学術会議と憲法とのつながりを重視して自由な学問の存在価値を強調されました。また、主催者側のお一人の小寺隆幸氏による玉川大の軍事研究問題への批判報告も衝撃的なものでした。

 質問タイムでは、前もって提出した質問用紙で町田では図書館が潰されようとしているが、これは市民に考えることをさせないようにする反憲法政策と思うがいかがか?」と問いかけたところ、司会者も、大好きの会が当日配布した鶴川図書館のコミュニティ施設化の問題を取り上げた便りNO.4と資料費増額請願の署名用紙について言及してくださり、田中さんは、図書館こそが大切、本を買わない人が増え、書店も減っている中で公共図書館の役割は大きい、ちょっとお金を出せばできること、町田だけの問題ではない」と発言されました。300名近い参加者からは拍手が起こりました。

 町田の図書館を愛し、題字にしたいと願う私たちの思いが少しでも広がったのではないかと思います。当日配布した資料を以下に載せます。

ダウンロード
鶴川図書館大好き!の会便りNo.4
2月8日と12日に行われた市主催の鶴川図書館再編に関する説明会でわかったことを多くの方に知って頂くため発行
鶴川図書館大好き‼の会便りNo.4(2023.4.30.修正版).pdf
PDFファイル 372.5 KB
ダウンロード
資料費増額請願書(署名簿)
今年度の町田市の市民 1 人当たり資料購入費は、東京 23 区と多摩 26 市を合わせた全 49 自治体の中で最下位。そのため、多くの方にご賛同いただき9 月定例市議会に「町田市立図書館の資料購入費の増額を求める請願」を提出予定。
●資料費増額請願書 ver2(20230404).pdf
PDFファイル 276.2 KB