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2017年度の 各会報 目次


2018年3月27日に知恵の樹222号を発行しました。

巻頭言では<全会一致で採択!「さるびあ図書館の存続を求める請願」 しかし、行政との闘いは、これからが正念場です >として、代表の手嶋孝典が請願が採択されるまでの経過と今後について書きました。

第 10 回  町田市公共施設再編計画策定検討委員会の傍聴記―いよいよ市の再編計画の素案が出て、意見募集が始まりました! (鈴木真佐世/会員)

・こんな本みーつけた!(第7回) 『ぼくの図書館カード』 (多田  美惠子/会員)

平成  29  年度東京都多摩地域公立図書館大会参加報告  ③ ー第2分科会(2 月6日]「多摩地域の郷土レファレンスとレファレンス協同データベース」   講師:寺尾 隆氏(大学図書館支援機構 研修委員) 

(報告:野町 美和/会員) 

・同大会参加報告  ④ ー第3分科会(2 月7日) 読みたい心に火をつけろ!~学校図書館と公共図書館がつながるために~」 講師:木下 通子氏(埼玉県立春日部女子高等学校主任司書) (報告:石井一郎・兼田裕紀子/会員)    

第 17 期図書館協議会  第5回定例会報告(報告者  清水 陽子) 

・まちだ未来の会  第11回学習会参加報告 ー市民が考える「公共施設再編計画」! PARTⅢ (報告:庄司洋子)

ひろば(例会  2/27 報告 )


2018年3月1日に知恵の樹221号を発行しました。

巻頭言では<国松俊英さん『ノンフィクション児童文学の力』を上梓!12年間の集大成について語る>として、ノンフィクション児童文学の第一人者、国松氏の新作を、ご本人からの紹介、目次紹介、ネットサイトでの読後感想、当会会員の増山氏からの著者と内容紹介など、色々な方面から本書の魅力を紹介しました。

平成  29  年度東京都多摩地域公立図書館大会参加報告  ① として、第4分科会(2 月7日)の「認知症にやさしい図書館  ~超高齢社会における図書館の役割を考える~」 と題した呑海 沙織氏(筑波大学図書館情報メディア系教授) による講演内容を紹介、感想として、まずは、知ることが大事、できることは何かを考えるところから始めたらいいとの思いで結びました。(報告:鈴木真佐世)

同大会参加報告②として、第6分科会(2 月8日)の 「多摩地域の相互貸借と都立図書館」と題した 高木 敦子氏(東京都立中央図書館 管理部長) の講演内容を紹介。「講師の前歴が都立多摩図書館長だったので、協力貸出についてどのような話が聞けるのか、多少の期待はあったが、全く裏切られた思いだ。」と の感想で締めました。(報告:手嶋孝典)

日本がどこに進もうとしているかを知る本として、 戸室  幸治氏が(三多摩図書館研究所所長) 坂本雅子著『空洞化と属国化―日本経済グローバル化の顚末』を紹介。 

こんな本みーつけた!(第6回)『犬たちの明治維新  ポチの誕生』 石井  一郎(さるびあ図書館)

第 7 回 まちだ図書館まつり~本はともだち~ のご案内

まちだ未来の会    第 10 回学習会参加報告 <市民が考える「公共施設再編計画」!  PARTⅡ>

(報告:庄司洋子)

ひろば(例会  1/23(火)  報告  )


2018年1月27日に知恵の樹220号を発行しました。

・巻頭言では、<さるびあ図書館の存続を!>と題して、当会代表の手嶋孝典が、さるびあ図書館の価値を述べ、改めて<「町田市立さるびあ図書館の存続を求める請願>への協力をお願いしました。

・<こんな本みーつけた!(第5回)『わたくしのとくべつな場所』>として、当会会員で忠生図書館の司書の野町美和氏が、奴隷解放宣言後もまだ人種差別が公然と行われていた1950年代のアメリカ南部で、一人の少女が初めて一人でバスに乗って、おばあちゃんが「自由への入口」と呼んでいるあの場所ー公共図書館にたどり着くまでを描いた本を紹介しました。

・<まちだ未来の会のだ8回学習会「これからどうなる?これからどうする!さるびあ図書館」報告の第2回>として、大宇根弘司氏の「公共施設の長寿命化を考えるーさるびあ図書館を例としてー」の要約・抜粋と質疑応答を載せました。質疑応答でも発言した大宇根氏の「日本人の建物に対する考え方が安易。建物を大事にしようとする気持ちが大切。使い続けようとする意識が街づくりを変える」という言葉が、今後の公共施設のあり方に対してあるべき方向を示唆しています。(報告:清水陽子氏)

・<まちだ未来の会第9回学習会「市民が考える公共施設再編計画」の参加報告>として、まちだ未来の会が提案した再編計画のシノプシスを説明後、参加者で討論しました。市長候補2名と市議会議員5名の参加があり、若い参加者も一緒に討議できたことは前進です。(報告:庄司洋子氏)

・<第17期図書館協議会第4回定例会報告(報告者:清水陽子氏)

・ひろば(当会1月例会報告)


12月26日に知恵の樹219号を発行しました。

・巻頭言では、<文化の中心として機能する図書館に>と題して、当会会員の増山正子氏が、地域の教育力として「おはなしを語る活動」を始め、そこから1984年に「まちだ語り手の会」を立ち上げての活動がさらに、2010年に市民協働で行った中央図書館20周年記念フェスタから「としょかん子どもまつり」「まちだと図書館まつり」へと拡がりをもって発展してきた過程を述べ、今後の図書館の発展は地域に根を張ったボランティアとの協働にあるとして、第6階図書館まつりへの意気込みを語りました。

・<「文学館の存続を求める請願」に参加して>として、議会での請願の意見陳述をなさった関本希世美氏が、請願に署名を寄せてくださった多くの方を代弁して、文学館がいかに地域の人たちとつながっているか、市民の文化活動を支援してくださったかなどを述べています。

・<「公共施設再編計画」を読み解く・採点する!?>として、当会会員の庄司氏洋子による、11月23日(木・祝日)町田市民フォーラムにて行われたまちだ未来の会の第7回学習会の報告が載っています。

・<これからどうなる?これからどうする!さるびあ図書館>として、当会代表、手嶋孝典と当会会員の清水陽子氏による、12月16日(土)、町田市中央図書館にて行われたまちだ未来の会第8回学習会の報告が乗っています。

・<「第32回のづた丘の上秋祭り」を終えて>として、当会の会員であり、野津田・雑木林の会代表の久保玲子氏が、「この自然をいつまでもという祭りのスタート当初の思いから始まって、今回の祭りの様子を書き、この祭りの賑わいが次代の公園の姿に結びつくように市の話し合っていきたいと結んでいます。

・<こんな本みーつけた!(第4回)『本を読むひと』>として、当会会員の庄司洋子氏が、フランスの郊外の街の図書館員が、社会から虐げられているジブシー一家の中に本を通して、すこしずつ入っていき、彼らの世界を広げていく様子を紹介しました。

・第17期図書館協議会第3回定例会報告(報告者 当会会員で協議会副委員長の清水陽子氏)

・ひろば(当会11月28日定例会報告)


11月28日に知恵の樹218号を発行しました。

・巻頭言では、<文学館は私たち町田市民の誇り!>として、土屋利之氏(原町田四丁目第二地区街づくりの会副代表理事)が、文学館が地域の人々から親しまれ、また全国的にもユニークな存在であることを具体的に語り、子の市民文学館が文字通り市民の財産として存続し、”住み続けたい町田”として誇りを持って紹介できる施設の一つとして、未来にいっそう輝いてもらいたいと結んでいます。

・<「文学館は市民にとってなぜ必要か!ー文学館の見えない価値を”見える化”する」と題する、まちだ未来の会第6回学習会の報告>町田市民文学館の元館長、守谷信二氏による講演。文学館の事業について話した後、配布資料「町田市民文学館の貴重資料」に沿って、現物を書誌カメラで映しながら説明。そして、「市民研究員制度などの市民との協働で素晴らしい活動について話し、最後になぜ文学館が市民に必要か?として、文学の本質として、また地域の記憶として、この地に継承されるべきと結んだ。その後参加者との活発な意見交換があった。(当会会員の庄司洋子氏報告)

・<こんな本みーつけた!(第3回)『カモシカとしょかん』>として、当会会員の丸岡和代氏が紹介したこの本は、富山県船橋村に9年前に実際に起こった出来事を絵本にしたそうです。

・<団体交渉報告>として、伊藤禎子氏(自治労町田市図書館嘱託員労働組合委員長)が10月12日に行った団体交渉の内容だけでなく、現在の嘱託職員の置かれている状況、2017年5月に成立した「会計年度任用制度」によって市の財政状況が厳しくなることによる影響から図書館が指定管理制度などの民営化に流れず、直営を望む姿勢を表明し、市全体の非常勤職員の待遇にも影響する当組合の交渉にこれからも心して臨みたい、会員、市民の皆さんのご理解・ご協力を仰ぐと締めくくりました。

・第17期図書館協議会第2回定例会報告(報告 当会会員及び協議会副委員長清水陽子氏)

・第103回全国図書館大会 第20分科会報告 市民と図書館ー指定管理制度を考えるー10月13日開催。

第1部「市民から見た指定管理者」と題して、福富洋一郎氏と松岡要氏による2つの講演

第2部 議題別ワークショップ 第3部 発表とまとめ (報告 当会代表手嶋孝典)

・ひろば(当会10/24例会報告)


10月24日に知恵の樹217号を発行しました。

・巻頭言では、<「鶴川図書館の存続を求める請願」9月議会で採択>と題して、富岡秀行氏(公団鶴川団地自治会事務局長・センター名店会渉外担当)が商店街の核となる図書館の存続を願う請願に至る過程と請願のための署名活動のこと、議会での意見陳述の様子などを順を追って述べ、採択後も請願内容の実現を目指し、図書館と協力してできることを実行したいきたいと結ばれました。

・<東北の「町田文庫」と題して、忠生図書館嘱託職員の野町美和さんが、東日本大震災の後、町田市の一人の嘱託員が始めたボランティア活動が「町田文庫」を生み、現在まで活動が続いている様子を述べ、今後も図書館司書ならではのやり方で続けていきたいと結んでいます。

・<まちだ未来の会学習会報告>第4回学習会『町田はこんな町であってほしい!~若者から恒例島で世代を超えて話し合おう」の報告と第5回学習会「シンポジウム「公共施設の再編計画」の根っこを考える こんな町田に暮らしたいーこんな町田に暮らしたい!」の報告及び山口源治郎氏による基調講演(「公共」とは何かー開かれた対話的空間をめざしてー)の要約を掲載。

・こんな本みーつけた!の第2回として『本バスめぐりん』を紹介(堺図書館の中嶋真樹)

・第103回全国図書館大会 第16分科会 職員問題ー非正規職員の現在―について報告(清水陽子)

・ひろば(当会9月26日例会報告)


9月26日に知恵の樹216号を発行しました。

巻頭言では、<町田の未来を拓く「まちだ未来の会」の心意気>と題して、薗田碩哉氏(まちだ未来の会代表・NPO町田市レクリエーション連盟理事長)が民主主義とは未来を市民自らが作り上げるということでなければならない。与えられる未来でなく、未来を生きるはずの市民が発想し、調査し、論議を尽くしてまとめ上げる未来のデザイン、それが民主社会にふさわしい計画であるとし、未来の会のめざすところを、市の公共施設再編計画なるものを、与えられる未来計画でなく、市民による、市民のための計画に再編することとした。 未来は必ずしもバラ色ではないかもしれない。霧がかかってよく見えないところもあるかもしれない。しかし、未来は、過去とは違って可変的である、そこで問われるのは夢でありビジョンでありアイデアであり、それらを生かす構想力であると論じた。そして、宮沢賢治の詩を引用し、未来からの光と風が「未来の会」に豊かな実りをもたらしてくれることを願っていると結ばれた。 

・<「浪江虔と市立南多摩農村図書館」展に寄せて>と題して駒田和幸氏が自由民権資料館で展示された標記の季節展示を紹介。2003年に行われた企画展にも言及、広報不足で来館者が少なかったのは残念と結ばれた。

・新しい連載企画<こんな本みーつけた!>の第1回として動物が登場する本『としょかんライオン』と『図書館ねこデューイ 町を幸せにしたトラねこの物語』を紹介(鈴木真佐世)

・市民が考える町田の行財政その3「町田市の財政と指定管理者制度ー図書館の問題を中心にー」の報告:7月21日、中央図書館ホールで、まちだ自治研究センターと当会の共催により開催(44名参加)

以下の2つのテーマでお話を伺いました。(報告:鈴木真佐世)

1)町田の図書館はいまー現場からの声ー 高松昌司さん(町田市職労六分会協議会)

2)町田市の財政と指定管理者制度 伊藤久雄さん(東京自治研究センター理事・認定NPO法人「まちぽっと」理事

第16期図書館協議会の第19回定例会及び第17期図書館協議会の第1回定例会の報告(清水陽子)

(各定例会の議事録が町田市立図書館のホームページに載っていますので、クリックしてください。)

・ひろば(当会9月2日例会報告)


9月2日に知恵の樹215号を発行しました。

・巻頭言では、「図書館の資料提供」と題して、松岡要氏(日本図書館協会 元事務局長)が、図書館は「求められた資料、情報を確実に提供することを専一」とし、資料要求に徹底的に応える、利用者に奉仕することが図書館の役割と論じています。そして、政府、自治体一体となった「行革」によって、この図書館の役割がしっかり果たせないような管理運営の外部化、プロの職員集団の形成を崩す人事管理が顕著になっていることを指摘し、図書館機能を発揚させる取り組みが欠かせないと結んでいます。

・まちだ未来の会第2回学習会<市の「施設再編計画」を読み解く>の参加報告(会員の庄司洋子)

・「ある利用者からの手紙」図書館員の仕事の本質が伝わるような、レファレンス回答への礼状を紹介しています。(会員の守谷信二)

・市民が考える町田の行財政その2「『公共施設等総合管理計画』-市民生活にもたらす影響は?」

町田市公共施設等管理計画の課題ー多摩26市との比較も含めて(後編):5月23日(火)に行われた伊藤久雄さんの講演報告(会代表の手嶋孝典)今号では、多摩26市のうち、調布市と多摩市をとりあげた。調布市の場合は、公共施設マネジメントにおける基本方針を支える取組として、特に人材の確保・育成を強調している。(震災の時に浦安市は液状化の被害がひどかったが、市には土木職が一人もいなくて、江戸川区から応援が入った、豊洲の盛り土問題も東京都職員の劣化が進んでいる表れ)

多摩市の特徴は、計画策定以前に、「公共施設の見直し方針と行動プログラム」を策定していること。色々な計画について、様々な案を作って市民説明会、討論会をし、骨子案、最終案それぞれにパブリックコメントを行った。市民からの23件の陳情が市議会に出され、不採択は3件のみ。採択した施設については行動プログラムの更新の中で見直しをしている。市長も議会の意見を尊重。図書館もいい方向にサービス全体の見直しを行うと思われる。

町田市の場合、今後の検討の進め方については、再編とか複合化等々に対して、「町田市公共施設等総合管理計画(基本計画)概要版」の最後に書いてある通りに、丁寧な合意形成、丁寧な策定手続きが行われるかどうかは、市民自治を実現できるかどうかのバロメーターとなるので、市民が声を上げていくことが必要と結ばれています。

・ひろば(当会7月14日の例会報告)

 


7月14日に知恵の樹214号を発行しました。

巻頭言では、「図書館への期待」と題して、大宇根弘司氏(建築家)が、市民がよりどころとする図書館について、建築家の立場から、また後期高齢者の立場から発言している。公共の図書館の設計者を選定する際のプロポーザルでは、利用者の利便、図書館員の働き易さを考え、その上で心地よい空間で静かで活気のある図書館を提案するのだが残念ながら採用に至らない。採用されたものはまさに当世風の大向うをねらっていて、市民が望むものになっているか毎度疑問が残る。一方、図書館の専門家の「図書館は資料管理、提供のみを専一とする機関である」という主張も納得がいかない。本のあるもっと楽しい場は二の次ということではさみしい気がする。図書館も又人間生活に不可欠なものであることを平易に示す必要があり、その事で市民の強い支持を得なくてはますます先細りになってしまうのではないか。そのことを図書館人にぜひやっていただきたいと要望しています。

今年10周年を迎える自治労町田市図書館嘱託員労働組合の執行委員長の伊藤禎子さんが、『カムイ伝講義』(田中優子著、小学館)を参照しながら、嘱託職員の厳しい状況を述べ、自らの力を付け、状況を打破していきたいと所信を述べています。

・報告 市民が考える町田の行財政 その2「公共施設等総合管理計画」~市民生活にもたらす影響は?

町田市公共施設等管理計画の課題ー多摩26市との比較も含めて

5月23日(火)に行われた伊藤久雄さんの講演報告

1.多摩26市の公共施設等管理計画の策定状況と特徴について

2.八王子市、三鷹市、の公共施設等管理計画(調布市、多摩市の同計画と3.町田市公共施設等管理計画(基本計画)の特徴と課題については次号で)

・第16期図書館協議会 第17,回定例報告18回定例会報告(第17回ー館長報告:第4回、5回公共施設再編計画策定検討委員会報告など、協議事項:図書館評価などについて)(第18回ー館長報告:①5/29の2017年度第1回町田市経営監理委員会で5か年計画の策定趣旨の説明有り。次回は図書館、文学館が議題になる可能性もありとのこと。②同様に、5ヵ年計画や再編計画で施設のあり方の見直しをするために生涯学習施設のあり方検討委員会が設置された。まず、図書館と文学館について検討するとのこと。協議事項について:協議会から要望書を提出。①幼稚園、保育園に対するサービスの充実 ②公共施設再編計画に伴う今後の図書館サービスのあり方)

・ひろば(当会5/30例会報告)

 

214号の紙媒体は各図書館でお持ち帰りいただくことができます。PDF版は2017年度の会報のページでご覧ください。

 


5月30日に知恵の樹213号を発行しました。

・巻頭言では、「まちだとしょかんまつりに参画して」と題して、萩原尚氏(おはなしグループ/

チョコの会代表)が、今年3月に町田の図書館全館でおこなわれた「まちだとしょかんまつり」の実行委員会コアスタッフとして関わったことから、数年前に松本の小学校で、また安曇野のお年寄りに、そして被災地の仮設住宅のお年寄りに、昔話を語った時に、子どももお年寄りも皆昔話の世界に入りこんで楽しみ、心が癒すことができるという昔話の持つ不思議な力を感じた経験を述べ、「としょかんまつり」がこどもから年寄りまで広がっていくことを期待すると結んでいます。

・としょかんまつりの一環の当会主催講演会「どの本読もうかな?!ー2016年度児童書新刊

から」講師:広瀬恒子さん(親子読書地域文庫全国連絡会代表)の報告(文責:会員の山口洋氏)では、たくさんの本を挙げながら2106年度の児童書の特徴を述べ、最後にこれからに向けたの問題として、子どもと本をつなぐ活動で出会う子どもが低年齢化していること、中高生では個人差よりも学校間差が大きいことを挙げた。児童文学の独自性として、大人たちは「この世は生きるに値するということをメッセージとして伝える」ことがある、その例として『アウシュビッツの図書係』(集英社)を挙げて締めくくった。

・5/23町田の自治研センターと当会の共催による<市民が考える町田の行財政その2>「公共施設等

総合管理計画」-市民生活にもたらす影響は?ー(講師は前回と同様、伊藤久雄氏)ー 講演の詳細は次号で、参加しての感想(会員の鈴木真佐世)

・4/24代16期図書館協議会第16回定例会報告(館長より人事異動、3/4と4/1の定例教育委員会その他の

報告(2017年度予算について:生涯学習部の予算、図書館費共に減額。資料費は増額)、PRについて委員から色々発言有。委員長報告(3/27生涯学習審議会報告など)協議事項(図書館評価について)

・ひろば(4/25当会定例会報告)

213号の紙媒体は各図書館でお持ち帰りいただくことができます。PDF版は2017年度の会報のページでご覧ください。

 


 4月25日に知恵の樹212号を発行しました。

・巻頭言では、「知っていますか? 《まちだニューパラダイム 2030年に向けた町田の転換》

 (町田市未来つくり研究所からの提言)」と題して、当会会員の守谷信二氏が、図書館をはじめ、

町田市の文化行政の行方ついて市民の皆さんにもっと関心を持ってもらうことを願って執筆。市の5か年計画、施設再編計画等の考え方のベースとなっている標記の内容とその問題点などをわかりやすく説明するとともに市の方針に警鐘を鳴らしています。

・町田市の学校図書館2017年春 (町田の学校図書館を考える会から、当会会員の清水陽子氏):2017年

度に入っての新しい動き(減額された謝礼金はもとにもどされたが、請願した制度の抜本改革については厳しい道のり)

・第6回町田市生涯学習審議会報告(生涯学習審議会委員、当会会員の山口洋氏)市の公共施設再編

計画がある中で生涯学習全体の討議をどう進めていくか、今後の生涯学習の意義などについて

・片山善博・糸賀雅児『地方自治と図書館ー「知の地域づくり」を地域再生の切り札に』(勁草書房)

を読んで(当会会員の駒田和幸氏):片山氏が鳥取県知事を務めておられた時期に整備に力を入れた県議会図書館について、議会、議員が首長ら執行部の提出する資料や情報に依存していては

健全な対抗軸になりえないので、議会図書室を充実させる必要があると述べていることを紹介、併せて町田市議会図書室に足を運んで、ほとんど活用されていない実態を憂いている。

・第6回「まちだとしょかんまつりーほんはともだちー」盛会裏に終了!(実行委員長、当会会員の

増山正子氏):タイトル一新、その他、中央図書館のエントランスを祭らしいものへ工夫、4階「たからじま」でのおはなし会実施など、新しい試みをいくつもし、コアスタッフ、事務局の多大な協力のもとで、地域館も含めたとしょかんまつりが盛会裏に終わったことを報告、スケジュール一覧と様子がわかる写真を掲載。

・ひろば(当会3月例会報告)

・市民が考える町田の行財政 その2「公共施設総合管理計画」-市民生活にもたらす影響は?-

のお知らせ掲載(p.4):5月23日(火)18:00~20:00 町田市立中央図書館6Fホール

講師:伊藤久雄さん(東京自治研究センター理事、NPO法人「まちぽっと」理事

参加費無料

主催:町田自治権研究センター/町田の図書館活動をすすめる会

 


2017年度 会報「知恵の樹」


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「知恵の樹」№221(2018.3.1発行).pdf
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「知恵の樹」№219(2017.12.26発行).pdf
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「知恵の樹」№217(2017.10.24発行).pdf
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「知恵の樹」№215(2017.9.2発行).pdf
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「知恵の樹」№213(2017.5.30発行).pdf
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「知恵の樹」№222 (2018.3.27発行).pdf
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「知恵の樹」№220(2018.1.27発行).pdf
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「知恵の樹」№218(2017.11.28発行).pdf
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「知恵の樹」№216(2017.9.26発行).pdf
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「知恵の樹」№214(2017.7.14発行).pdf
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「知恵の樹」№212(2017.4.25発行).pdf
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