2018年12 月21 日の9 時30 分から、第7 回生涯学習審議会が開催されました。傍聴者は5人でした。
主な議題は、生涯学習推進計画(2019-2023)(案)についての説明を聞き(この中に図書館に関する計画がちりばめられている)、町田市立図書館のあり方についての答申案について討議し、まとめることでした。推進計画案自体を討議する場ではなかったのですが、答申案を検討するうえでは、推進計画との関連することもたくさんあり、両方についての話合いがなされました。図書館のあるべき姿については討議が重ねられましたが、その話の内容から多くの委員は図書館は集約されるべきではないという考えを持っているように見受けられ、図書館の再編の具体的な方向性は出されませんでした。審議会の中では、答申に至らず、答申内容は、後日事務局と会長との話し合いに委ねられることになりました。審議会の内容は、以下の第7回生涯学習審議会傍聴報告PDFをご覧ください。
1 月9 日に答申が提出される予定です。事務局からは今日の議論、提案を盛り込みたいと発言もあり、事務局と会長とでどこまで今回の答申案から多くの委員の考えに近いものに修正をしてくれるかはわかりませんが、少なくても、答申案では集約も指定管理者制度も支持していないので、市は、答申を理由に集約とか指定管理者制度導入へとは持って行けないと思います。
日時:2018年12月8日(土) 14:00~16:30
場所:町田市民フォーラム 4階 第1学習室A.B
参加者:16名
当会代表の薗田より挨拶後、以下の報告と熱心な質疑応答がわれました。
1.生涯学習審議会で諮問された際の資料「図書館のあり方見直しについて」の概要報告(当会の守谷)その内容の矛盾点などについて(当会の手嶋)
2.スライドで鶴川図書館の現状についての説明(当会の鈴木)スライドのPDFは欄外に。
2. 鶴川団地の再生と鶴川名店会の建替えについて(名店会事務局長の富岡さん)
3.これからの取り組み①市長あて要望書案について提案(鈴木)と参加者による検討
4.これからの取り組み②教育長あて公開質問状案提案(守谷)。参加者による了承。今後、
教育長あてに郵送の予定。
5.次回学習会は、1/26(土)2時~鶴川市民センター第1会議室で「決起集会」の予定。
6.12/21の生涯学習審議会では、出来るだけ審議委員の意見を併記するようにしたらいい。
7.参加者の一人(川崎の文化と図書館を発展させる会の方)から川崎市宮前区鷺沼駅前開発に伴って図書館が移転する問題について報告があった。町田で起こっている問題と類似。今後も情報交換を。
当日の記録は下記のPDFをご覧ください。
「町田市5ヵ年計画17‐21」および「町田市公共施設再編計画」により、現在、教育委員会において町田市立図書館の今後のあり方の検討が進められています。
去る10月22日には、教育委員会としての見直し原案が、第5回生涯学習審議会に諮問されました。そこには、昨年9月議会及び本年3月議会でそれぞれ存続を求める請願が全会一致で採択されているにもかかわらず、鶴川図書館やさるびあ図書館について廃止の方針が打ち出されています。
そこで、私たちまちだ未来の会では、町田市の図書館のあり方に強い関心を寄せる利用者・市民と数度の会合を重ね、教育委員会宛に公開質問状を送付いたしました(以下にPDF版を掲載)。同時に、町田市議会議員各位、全国紙・通信社などマスコミ8社にも公開質問状写しを送り、ご理解ご協力をお願いしました。
教育委員会より文書回答があり次第、本サイトで公表をする予定です。
第18回学習会のお知らせ
まちだ未来の会 第18回 学習会
鶴川図書館が危ない!
-お年寄りや子どもたちにとって駅前図書館は遠い-
日 時:2018年12月8日(土)午後2時~4時30分
会 場:町田市民フォーラム 4階 第1学習室A・B
内 容: 1.鶴川図書館廃止方針の経過と背景
2. 鶴川名店会の建替えについて
3.これからの取り組み
申込み:当日直接会場へ/資料代300円
11月25日に75名の方にご参加いただき、基調講演、シンポジウム、わいわいタイムという内容で、
講演者も参加者も一体になって、テーマについて熱心な話し合いがな行われました。
昨年来、文部科学省では、博物館・図書館・公民館などの社会教育施設について、教育
委員会の所管から首長部局へ移管することを可能とする特例措置をはじめ、従来の生涯学習局(6課1参事官)を総合教育政策局(7課)に改める組織改編も検討されています。
これまでの社会教育行政を大きく変質させる内容も含まれるような改変に対する文部行政の真意を探り、さらに地域の歴史・文化、市民の主体的な学習をどのように守り、育てていったらいいかを共に考えるために、町田市域を越えたいくつかの団体が実行委員会を組んで、下記のように対話集会を開催します。
日 時: 2018年11月25日(日)午後1時30分~5時(午後1時開場)
会 場: 町田市立国際版画美術館 講堂
プログラム
内 容:
基調講演 「市民の社会教育・生涯学習を求めて
―文科省の組織改編にどう対応するか」
寺脇 研 氏(元文部官僚・京都造形芸術大学教授)
シンポジウムと対話
荒井 容子 氏(法政大学教授・社会教育学)
寺脇 研 氏 (基調講演講師)
山口源治郎 氏(東京学芸大学教授・図書館情報学)
薗田 碩哉 氏(まちだ未来の会代表・コーディネーター)
<わいわいタイム> シンポジストを囲んで
共 催: (公財)社会教育協会、三多摩図書館研究所、市民のミカタ(多摩市)、多摩市の社会教育を考える会、まちだ自治研究センター、町田の図書館活動をすすめる会、
まちだ未来の会(五十音順)
参 加: 資料代500円、当日直接会場へ(先着順)。
連絡先: まちだ未来の会
TEL 090(4703)8878 薗田碩哉 〒195-0064 町田市小野路町5336-7
2018年11月13日に、第6回生涯学習審議会があり、傍聴してきました。
いろいろ配布資料はありましたが、その中で事務局が前回の審議会での論議をもとに作成したとする「今後の町田市立図書館のあり方について(答申イメージ)の内容が問題でした。
この答申イメージの中の「3.今後の町田市立図書館のめざすべき姿」には、特定図書館の集約についての具体的な文言はありませんでした。
審議会の中では、鶴川図書館の事については、再編の是非について論議するのではなく、集約されたときに どのようにしたら地元の人たちの要望を少しでもカバーできるかというような観点で話が進められました。
そんな中では、鶴川図書館の存続を求める意見は出せない雰囲気で、残せないのならせめてこどもセンター「つるっこ」や鶴川市民センターの中に、本があって、貸し出し返却ができるようなサービスを入れてほしいというを鶴川在住の委員の発言がありました。
2018年10月22日9時30分からの生涯学習審議会を傍聴しました。いつもは傍聴者が1~2名ですが、この日は、図書館についての諮問がなされるということで、5名の傍聴者がいました
諮問書と図書館が準備した「図書館のあり方見直しについて」の24ページの本編とA3版の裏表からなる概要版が配布されました。(概要版は欄外に、表3つ、裏3つのPDFに分けて、
また、本編については、表紙、目次、8.再編の必要性と方向性のページを載せてあります。)
概要版の表には、見直しの前提となる課題が4つ書かれています(おもて面の6.課題)が、その前提には首をかしげるようなものが並んでいます。
(1)図書館の適正配置の基準としているのが半径1.5kmに重複しているかどうかなのですが、子どもにとっても高齢者にとっても1.5kmというのは徒歩圏とは言えません。
(2)施設の老朽化への対応とありますが、鶴川図書館はUR都市機構の建物の中にあり、URが建て替えを計画しており、市が希望すれば図書館も新しい商店街に入ることができるのですから、老朽化が存廃検討の基準にはなりえません。
鶴川図書館の存廃問題は、急を要するので、鶴川の住民が中心となって、どのように対処していくべきかを考える必要があるのではないでしょうか。
以上、傍聴の報告です。
NHKスペシャルで、AIを駆使した分析で読書が健康寿命に最も関係しているという衝撃の結果で出たこと、最も健康長寿者が多い山梨県民はもっとも読書をする人の割合が多いことなどが放送されました。山梨県は、人口に対する図書館の数が断トツで全国1位です。人口10万人に対する図書館の数は全国平均が2.61のところ、山梨県は6.59なのです。さらに、山梨県は、図書館司書の普及率が全国トップクラスで、戦後早い時期に学校に司書を配置し、子どもの時から読書の習慣を身につけさせているのです。これに対して、運動の実施率は、山梨県は全国最下位だと言います。そこで、読書と健康寿命が結びついたということです。
高齢化が進む時代に、みんなが健康に年をとるということは、個人にとっても、自治体にとってもプラスになるので、その点からも図書館を減らして、高齢者が図書館に行かれなくなるということは大きな損失だと言えるのではないでしょうか。
第17回学習会<「指定管理者制度」ってなに⁈」―その目的・枠組み・現状ー>を10月14日に町田市民フォーラムで行いました。
2人による約1時間の標記内容の報告のあと、1時間余りにわたって参加者による熱心な質疑・討論が行われました。ひなた村の指定管理者決定の経緯についてはわからない部分もあるため、情報公開請求をすることになりました。
生涯学習審議会では、文学館の諮問・答申に引き続き、図書館について10月22日の審議会で諮問が出されることになっており、動向を注視していきたいと考えます。
学習会報告とレジュメは欄外のPDFをご覧ください。
知恵の樹No.229の5ページに当会の守谷と山口が報告を載せていますので、ご覧ください。
日時:10月14日(日)午後 2 時~4 時 30 分
会場:町田市民フォーラム 4階 第2学習室A
制度がはじまってすでに15年、全国の公共施設でいまもさかんに導入が進められている指定管理者制度。しかし、一方で様々な問題も起きています。今回は、そのイロハから学習しようという企画です。どうぞ皆さん、奮ってご参加ください。
内 容 :1.「指定管理者制度」の目的・法的枠組み
守谷 信二(まちだ未来の会)
2.「指定管理者制度」の現状-図書館を中心に
山口 洋(まちだ未来の会・図書館協議会委員長)
3.参加者による意見交換
4.今後の予定ほか
申し込み:当日直接会場へ/資料代 300 円
日 時:2018年9月17日(祝・月) 午後2時~4時30分
会 場:町田市生涯学習センター 6階学習室第1&2
町田駅に近い生涯学習センターは会合の場所としてよく使われていますが、その本来の機能を果たしているでしょうか。図書館、文学館、博物館などの生涯学習施設をつなぎ合わせ、文字通り市民の学習活動の中枢として、市民活動の活性化に役立つセンターにするには、改善すべき点が多々あります。生涯学習センターの設立目的、現状把握したうえで、これからのセンターの目指すべき方向と事業について、市民の知恵を出し合いました。
プログラム :
1.問題提起:生涯学習センターは何を目指して作られたのか
薗田碩哉(まちだ未来の会 代表)
2. 現状報告:いま生涯学習センターはどうなっているのか
①職員の立場から:生涯学習センター職員有志
②運営協議会の立場から:柳沼恵一さん(生涯学習センター運営協議会会長)
③市民大学に参画して:杉本ちあきさん(前・市民大学市民プログラム委員)
④生涯学習センターの一利用者として:利用者有志
3.聴衆も一緒にワイワイ討論
コーディネーター:辰巳厚子さん(桜美林大学講師)
4.まとめの討論:生涯学習センターの第2ステージへ
進行:薗田碩哉(まちだ未来の会 代表)
日 時:2018年9月17日(祝・月) 午後2時~4時30分
会 場:町田市生涯学習センター 6階学習室第1&2
町田駅に近い生涯学習センターは会合の場所としてよく使われていますが、その本来の機能を果たしているでしょうか。図書館、文学館、博物館などの生涯学習施設をつなぎ合わせ、文字通り市民の学習活動の中枢として、市民活動の活性化に役立つセンターにするには、改善すべき点が多々あります。生涯学習センターの現状をしっかり把握したうえで、これからのセンターの目指すべき方向と事業について、市民の知恵を出し合いましょう!
プログラム :
1.問題提起:生涯学習センターは何を目指して作られたのか 薗田碩哉(まちだ未来の会 代表)
2. 現状報告:いま生涯学習センターはどうなっているのか
①職員の立場から:生涯学習センター職員有志
②運営協議会の立場から:柳沼恵一さん(生涯学習センター運営協議会会長)
③市民大学に参画して:杉本ちあきさん(前・市民大学市民プログラム委員)
④生涯学習センターの一利用者として:利用者有志
3.聴衆も一緒にワイワイ討論
コーディネーター:辰巳厚子さん(桜美林大学講師)
4.まとめの討論:生涯学習センターの第2ステージへ 進行:薗田碩哉(まちだ未来の会 代表)
申し込み:当日直接会場へ/資料代300円
連絡先: まちだ未来の会 TEL 090(4703)8878(薗田)
日 時:2018年7月21日(土) 14時00~16時30分
会 場:町田市民文学館 3F 第6会議室
内 容:(1)報告 「町田市公共施設再編計画」と文学館
(2)参加者による自己紹介 「私と文学館」
(3)意見交換 「文学館、これからどうなる! これからどうする!」
連絡先: まちだ未来の会 TEL 090(4703)8878(薗田)
★ 町田市民文学館は、昨年2月に公表された「町田市5ヵ年計画17-21(町田市行政経営改革プラン)」で、2018年度までに「役割や存在意義を検討のうえ、存廃を決定し、存続する場合は効率的・効果的な管理運営手法を検討し、方向性を決定」するとされています。これは、2015年度に実施された「市民参加型事業評価」で、文学館が「(限りなく廃止に近い)要改善」という厳しい評価結果を下されたことによるものです。
★ しかし、文学館は市民にとって簡単に廃止してしまって良い施設なのでしょうか。日ごろ文学館に関心を持っている方にお集まりいただき、これまで文学館が果たして来た役割を問い直し、これからの取り組みを市民目線で検討しました。
第14回学習会
市民の暮らしに大きな影響を及ぼす「公共施設再編計画」は策定され、6月4日に市長に提出されましたが、どの施設をいつどのようにするかというような具体的な実計画は決まっていませんん。私たちは、今後も市の動向を見守るだけでなく、市民の生活に沿った具体策となるよう積極的に働きかけていくために、個々の施設の現状や望ましいあり方を考える学習会を、これからシリーズで開催してまいります。その第1回目として、町田の図書館活動をすすめる会との共催で、図書館を取り上げました。
日時:2018年6月30日(土)13時30分~16時30分
会場:町田市中央図書館6Fホール
詳細は欄外のチラシをご覧ください。
5月31日に第12回町田市公共施設再編計画策定検討委員会が開かれ、そこで最終的に検討、文言などが修正された「町田市公共施設再編計画」が検討委員会委員長の市川宏雄氏によって6月4日に石阪市長に手渡されました。計画(案)の本文、概要版、提言書(案)は、町田市ホームページの 2018年度 町田市公共施設再編計画策定検討委員会の開催経過(その2)のページに載っています。
さらに7月10日に市のホームページに計画の決定版が みんなで描こう より良いかたち 町田市公共施設再編計画(本編)と【概要版】が公表されましたので、ご覧ください。
ここに至るまでに説明会、意見募集、市民アンケートが昨年度からそれぞれ2回にわたって行われ、説明会の際には市民の意見を聞いたはずです。しかし、計画の内容を見れば、結局、わかりやすい文言にしたり、計画を理解してもらいやすい資料に入れ替えるなどの修正が行われただけで、計画の内容としては当初に市が提案した計画案とほとんど何も変わっていません。
2018年3月に行われた市民意見募集実施結果はこちらです。市民意見とそれに対する市の考え方が載っていますが、どの回答にも、頂いた意見を参考にします、今後市民の意見を聞きながら進めますという文言が載っています。
今後、具体的に計画を進める段階で、少しでも市民の意見を取り入れていただけることを切に望みます。
第13回学習会は、2018年5月27日(日)2時から4時30分まで、町田市民フォーラム4階第2学習室で行いました。
今回は、「町田市公共施設再編計画素案」の意見募集に応じて、まちだ未来の会として4月20日に提出した意見書をもとに、4人の市議会議員の方々にもご参加いただき、参加者、議員の方々双方から今後につながる貴重なご意見をいただくことができました。当日の詳しい記録は欄外のPDFをご覧ください。
意見書提出!
町田市では、今回4月20日締め切りで「町田市公共施設再編計画素案」に対する意見募集が行われました。まちだ未来の会は、昨年6月からほぼ毎月1回皆様と学習会を重ねて、まちづくりについて、公共施設のあり方について、さらに図書館や文学館の存廃について、議論を重ねてきました。今回の意見募集に対して、毎回の学習会でいただいた皆様のご意見を取り入れながら、まちだ未来の会として、再編計画自体に対する意見、それぞれの施設・機能についての意見をまとめて、4月20日に意見書を提出いたしました。欄外の意見書PDFはをご覧いただき、ご意見、ご感想をお聞かせください。
<町田市からのお知らせチラシより>
市民説明会
市の再編計画素案がまとまったので、3月22日から市民説明会が始まります。申込不要
開催場所 日時
小山市民センター 1階ホール(小山町2507-1) 3/22(木) 18時半~20時半
市庁舎 2階 おうえんルーム(森野2-2-22) 3/23(金) 10時~12時
中相原会館(相原町2188 相原十字路そば) 3/23(金) 18時半~20時半
玉川学園コミュニティセンター 2階ホール(玉川学園2-19-12) 3/24(土) 10時~12時
なるせ駅前市民センター 第1会議室(南成瀬1-2-5) 3/24(土) 14時~16時
木曽山崎コミュニティセンター B館大会議室(山崎町2160-4) 3/25(日) 10時~12時
鶴川市民センター 第2会議室(大蔵町1981-4) 3/25(日) 14時~16時
忠生市民センター 2階ホール(忠生3-14-2) 3/26(月) 18時半~20時半
市庁舎 2階 おうえんルーム(森野2-2-22) 3/27(火) 10時~12時
南市民センター 2階ホール(金森4-5-6) 3/27(火) 18時半~20時半
計画に対するご意見を募集します! 3月20日~4月20日
記入内容:計画に対するご意見・性別・世代・お住まいの地区 提出様式は任意です
提出方法:・窓口への提出の場合: 企画政策課(市庁舎4階)、各市民センター・連絡所
各コミュニティセンター、各市立図書館
町田市民文学館、生涯学習センター、市民フォーラム
・FAX 050-3085-3082
・Eメール mcity3270@city.machida.tokyo.jp
お問い合わせ 町田市役所企画政策課 電話:042-724-2103 住所:〒194-8520 東京都町田市森野2-2-22
資料は町田市ホームページ、または次の提出場所でご覧いただけます。
第12回学習会を4月15日(日)2時から4時30分まで、町田市民フォーラム和室で開催しました。
今回は、第11回学習会で出されたご意見も踏まえて、各施設についての市民の側からの基本的な考え方、市の計画の問題点、それに対する市民版再編計画の方向と具体策を発表し、さらにご意見をいただきました。今回の計画と頂いたご意見を踏まえて、4月20日までに市の「再編計画素案に対するご意見募集」に応じて、まちだ未来の会としての意見書を提出する予定です。
さるびあ図書館の存続を求める請願が本日3月23日の本会議で、全議員の賛成をもって採択されました。町田市は、7,730筆という多くの市民そのほか全国の方からの請願署名が集まったという事実と全議員が賛成したという事実を重く受け止め、存続を図るべく再編計画を再考してもらいたいと心から願います。詳しくは「請願について」のページや「まちだ未来の会」のブログの「請願」の書庫をご覧ください。
第11回学習会の報告
第11回学習会を2018年3月18日(日)2時から4時30分まで、町田市民フォーラム和室で開催しました。
内容は、今回発表しました市民版公共施設再編計画の具体的方策について、各分野に分かれて討議をして、計画の具体化を進めました。プログラムは以下の学習会チラシPDFを、詳細は以下の学習会記録PDFをご覧ください。
第10回学習会の報告
2018年2月17日(土)9時30分より第10回学習会を町田市民フォーラム第1学習室で開催いたしました。
今回は、まず、まちだ未来の会より町田市長選、市議選の候補者に宛てて行った公開質問状の回答についてまとめた資料を配布したうえで、そのデータの考察を行った後、前回学習会での討議を受けて更新したまちだ未来の会の「市民版公共施設再編計画案」シノプシスを参加の皆様に聞いていただきました。その後、参加者と当会との質疑応答を行いました。そして、最後に、さるびあ図書館の存続を求める請願の署名お願いと今後の活動予定をお伝えして、閉会となりました。
次回の学習会は、3月18日(日)2時から4時30分まで、町田市民フォーラムの和室で行います。
内容は、今回発表しました市民版公共施設再編計画の具体的方策について、各分野に分かれて討議をして、計画の具体化を進めます。ぜひ予定に入れておいてください。
当日の記録、市議候補の回答(当日発表した市議候補の回答に、遅れて届いた回答を追加)、回答について考察したもの、市長候補の回答まとめ、市民版公共施設再編計画シノプシスの新板を以下のPDFでご覧ください。
第10回の学習会のお知らせ
2018年2月17日(土)9時30分より第10回学習会を町田市民フォーラム第1学習室(4F)で開催いたします。
今回は、前回1月21日の学習会で提示し、ご参加の皆さまにご議論いただきました「市民版公共施設再編計画シノプシス」について皆様のご意見を取り入れ、さらに推敲した最新版の再編計画をご提示いたします。今回の学習会でろもご意見をいただいた上、市が再編計画を策定するにあたって、最新の市民版計画案を市に提示したいと考えております。 前回同様今回も市長候補、市議候補の方々にもご参加いただく予定ですので、ぜひ皆様にもご来場、ご議論をお願いいたします。
2018年2月25日の町田市長選、市議選に向けて、まちだ未来の会では、町田市の5ヵ年計画、公共施設再編計画策定、石坂市政に対する評価などについて、各候補者に公開質問状をお送りしました。
これらの公開質問状に対する回答も、上記第10回学習会で発表させていただきます。
公開質問状の本文は欄外のPDFをご覧ください。
第9回学習会の開催報告
第9回学習会を2018年1月21日(日)2時から4時半まで町田市民文学館ことばらんど大会議室で開催しました。プログラムは、
報告:市の再編計画を考え直すための請願、地域2図書館・文学館存続の請願 報告
提案:市民が考える再編計画
質疑・討論:市長候補・ 議員の方々にも参加いただき、市民と共に考え合いました。
当日配布しました「市民版町田市公共施設再編計画シノプシス」は欄外のPDFを開いてご覧ください。
後半の質疑応答では、多くの方々が活発に発言くださり、提案した案に欠けていた視点なども教えていただき、今後に向けて実り多い集まりとなりました。
報告は欄外の「知恵の樹No.220」からの転載PDFをご覧ください。
また、当日開始したさるびあ図書館の存続を求める請願の署名については、請願について のページ
をごらんください。
第9回学習会のお知らせ
まちだ未来の会では、いま、市民の側から考えた「公共施設再編」のプラン(市への対案)を練っています。その案を踏まえて、来る1月21日(日)2時から4時30分まで、町田市民文学館を会場に、第9回学習会を「市民版公共施設再編計画検討委員会」として開催します。詳しくは上記のチラシをご覧ください。
市議さんや市長候補の方々を始め参加者の方々にご意見、アドバイスを伺おうという企画です。
市議の方にどれくらい参加していただけるか今のところ皆目わかりませんが、ぜひ多くの方々に参加していただき、市民にとってより良い再編計画を共に考えたいと思います。
皆様のご参加をお待ちしております。
市民生活に根差した「公共施設再編計画」の策定を求める請願の採択についてのご報告とお願い
まちだ未来の会代表 薗田碩哉
あけましておめでとうございます。今年こそよい年となりますように。
皆さまにご協力いただいた「市民生活に根差した『公共施設再編計画』の策定を求める請願」は、昨年12月の町田市議会でようやく採択され、12月22日付で代表宛てに決定通知をいただきました。その間の経緯を含めてご報告いたします。下欄のPDFを開いてお読みください。
請願は採択されましたが、これは市民の「お願い」を議会が聞き取ったということに過ぎず、行政に対してなんら拘束力があるわけではありません。今後も引き続いて私たち市民の主張を議会や市当局に訴えていく必要があります。
来る2月には市長選、市議選が行われます。これは4年に一度だけ、立場が変わって市長や議員が私たち市民に対して支持を「請願」してくれる貴重な機会です。この機を逃さず、私たちの主張を実行してくれる市長、議員を選びたいと考えております。
12月16日に 「さるびあ図書館 について考える 」第8回学習会 を中央図書館 ホールで開催しました。
①同図書館の歴史・意義について手嶋元館長の話
②公共施設の長寿命化について考える町田市の建築家大宇根氏の講演
③2つのテーマについて質疑応答をしました。
①では、昔のさるびあ図書館の写真なども見ながら、町田に最初にできた図書館であり、元中央館でもあった歴史を振り返り、さらに移動図書館で図書館空白地帯に本を届け、学校及び学校図書館支援、地域文庫・読書会などの団体の貸出拠点の役割、駐車場があることで遠方殻の利用を可能にしている点などをあげ、さるびあ図書館の存在意義をアピールしました。
②では、イギリスの140年、アメリカの103年に比べて日本の建物のサイクル年数が30年と極端に短いことを上げ、税法上の減価償却の年数が短いことも関係していて、自然に壊れるのではなく、所有者の都合で寿命が決まってしまう。物理的には100年を考えてよいとのお話でした。作っては壊すのでは、その街の歴史もできない、手を入れながら長く使い続けてこそ、人が暮らす街になり、愛着が生れるとも話されました。このように昔からの建物を大事にして、それを観光資源にもしている例として弘前市を挙げました。このような建物と対照的なものとして、ガラス張りの宮城県立図書館を挙げ、メインテナンスに非常にお金が掛かることも問題とされました。一方、鬼頭氏が設計した日野図書館は、鉄筋コンクリートの外側にレンガを貼った造りで、中は広い空間が取ってあり、書架は図書を見やすいように工夫してある。翻ってさるびあ図書館を見ると、宮城県立図書館と同じように構造体を外に見せない造りで、連暖房がきちんとしていないのにガラス張り、蛍光灯がむき出しでギラギラした照明、防水の問題などいろいろ問題はあるが、きちんと手を入れることで、建て替えるよりも費用をかけずに、寿命を延ばし、居心地のいい図書館とすることができる。どんな建物でもできるだけ使い続けたらいい、いい街をどうしたら作れるかをみんなで考えたいと結ばれました。
その後、講師2人と参加者たちとでいろいろな角度からの話し合いがなされ、今後の活動の展開にもつながる学習会となりました。
まちだ未来の会のスペシャルイベント! 開催報告
Jazz Age in MACHIDA
―詩とジャズの夕べ―
2017年11月29日、成瀬の喫茶店「イマジン」にて開催しました、詩とジャズの夕べには、予定人数を越えて、たくさんの方が参加してくださり、中上さんと沖田さんのセッションを始め、ゲスト出演の、町田にちなんだ詩人の方たちの詩の朗読も加わり、大いに盛り上りました。会の終わりに、町田の市民文学館の存続を願う請願の署名活動の経過についてもお話しし、協力をお願いいたしました。
―詩とジャズの夕べ―
「まちだ未来の会」では、この秋の特別イベントとして、町田在住の詩人・中上哲夫さんと若手ジャズピアニスト・沖田大佑さんによる「ジャズと詩の夕べ」を下記チラシPDFのように開催します。中上さんはじめ町田の詩人によるジャズや町田をモチーフにした詩の朗読と、ジャズピアノのセッションです。軽くお酒など飲みながら、町田の豊かな文化にひと時心解き放とうという趣向です。
中上哲夫+沖田大佑 他にゲスト出演もあり
日時:11月29日(水) ⒙:30開場 19:00開始
場所:Cafe Imagine (JR成瀬駅から徒歩3分。
申込先:チラシのQRコードのメールへ。
第7回学習会「公共施設再編計画」を読み解く・採点する!? 開催報告
日時:2017年11月23日(木)勤労感謝の日 午後2時~4時半
場所:町田市民フォーラム 第2学習室
参加者:23名
1. 挨拶と進行の説明 ( 薗田 )
2. コンサルタントK氏 講演 (プロジェクター・資料使用)
(はじめに)市民にとって、再編計画は唐突に思われるが、いろいろな背景があり、国から計画をたてるよう指示があり、全国どこでもやっている。補助金の交付により誘導。
町田市の計画は、公共施設等の老朽化対策とコストを下げる、新たな価値の創設を前面に出している。
町田の公共施設のなにが問題か?
再編の方向性を確認すると、施設の存続は3種
・廃止。(機能移転や民間への譲渡が想定される。)
・一部廃止。(近隣の類似施設に集約が想定される。)
・存続。(廃止や集約が想定されていない。)
民間委託の方向性は2種 ・民間委託 ・現状維持。
存続…庁舎、文化ホール(民間委託?)、生涯学習施設。
子どもセンター・子どもクラブ、保育園・児童発達支援センター、学童クラブ等
子育てについては拡充。(学校を中心とした複合化?)スポーツ施設。(民間委託。集約化?)
一部廃止…保健施設(健康福祉会館と保健所中町庁舎の集約化)
教育文化施設は縮小。図書館(民間委託検討)、美術館・博物館等、学校
行政出先機関は縮小。市民センター、市民センター+連絡所
市民センター+コミュニュティーセンター
廃止…高齢者福祉施設、障がい福祉施設は民間サービスへ。
これらの計画をコンサルKが採点すると、、、、△
今後の課題と対応(案)
課題1:市政全体で整合性がとれているか?
課題2:削りやすいところから削る計画になってないか?
課題3:集約化・複合化によっておこる問題は何か?
課題4:民間委託だけが運営費圧縮、サービス向上の方法か?
対応1:市政や計画全体の問題を指摘して見直しを迫る。
対応2:“使う専門家”である市民の視点から施設の在り方をまとめる。
対応3:ゲリラ活動的に公的機能の提供を行う。
全国各地の例
3.出席者、質問と提案を模造紙に貼りだす。
質問を中心にK氏が答え、出席者と論議。
4.まちだ未来の会から (薗田)
これから再編計画の対案つくりをしていく。問題点をだし、施設が分散しているほうがいいことをゲリラ活動でしめしていきたい。
.今後の予定 (守谷)
詳しい記録は右下の記録PDFをご覧ください。
第7回学習会を開催します!
「公共施設再編計画」を読み解く・採点する!?
日時 :2017年11月23日(木)勤労感謝の日 午後2時~午後4時30分
会 場:町田市民フォーラム 第2学習室
内容:まちだの公共施設の何がそんなに問題なの?
施設の複合化・集約化、民間委託だけが解決策なの?
私たち市民はこれから何を考えていくべき?
☆地方自治体の各種計画の策定支援をなりわいにするコンサルタントを
講師に、「町田市公共施設再編計画」の中身を改めて点検します。
参加申込:不要。当日会場へ
参加費:(カンパ)一口300円
連絡先:TEL 090(4703)8878(薗田)
第6回学習会
日時:2017年10月29日(日)午後2時~4時30分
場所:町田市民文学館ことばらんど 2階 大会議室
内 容:
①「文学館の知られざるお宝、
目に見えない心おどる仕事
守谷信二(元町田市民文学館々長)
②フリー討論「文学館は市民にとってなぜ必要か!」
③「まちだ未来の会」の活動報告ほか
参加費:会場費その他の経費を賄うため300円程のカンパをお願いしました。
学習会の記録は下段のPDFをご覧ください。
第5回学習会は市民として活動していらっしゃる各分野の方のご参加を得て、山口源治郎さんの講演と活動なさっている方々によるパネルディスカッションで、会場からの活発な質問もあって、実り多い集まりとなりました。当日の様子は、「今までの学習会について」のページの第5回学習会記録PDFをご覧ください。
第5回学習会
シンポジウム/「公共施設再編計画」の根っこを考える
9月30日(土)の1時30分から4時30分まで
町田市民文学館大会議室で
右記のような学習会を行いました。
今回は、山口源治郎さんによる講演と
各分野で活動していらっしゃる方々による
パネルディスカッションによって、
市民の協力で創り上げていく「公共」について、
参加者と共に考えました。
・講演:「公共」とは何か 山口源治郎さん
・パネルディスカッション
パネラー
清瀬 壯一さん(玉川学園地区まちづくりの会)
齋藤 功さん(NPO町田ヒューマンネットワーク)
陶山 慎治さん(鶴川地区協議会)
山口 源治郎さん(東京学芸大学教授)
薗田 碩哉(町田市レクリエーション連盟)
参加費:会場費その他の経費を賄うため300円程のカンパをお願いしました。
学習会の記録は下段のPDFをご覧ください。
今までの学習会のチラシと記録
町田の図書館活動をすすめる会 since 1984
例会::不定期、事務局会議:毎月第4金曜日 19時~原則ZOOMで開催。
email: susumerukai2024@gmail.com
代表:守谷信二